エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領は16日、大火災に見舞われたパリのノートルダム寺院(Notre Dame Cathedral)を5年以内に「さらに美しく」再建すると表明した。欧州を代表する建造物の一つである同寺院の再建に対しては、仏富豪や企業、行政機関が相次いで支援を表明し、寄付金の総額はおよそ7億ユーロ(約880億円)に達している。

ノートルダム寺院は15日夜、大火災に見舞われ尖塔と屋根が崩落。火災は寺院で行われていた大規模な修復作業と関連があるとみられている。マクロン大統領は翌16日、エリゼ宮(Elysee Palace、仏大統領府)から国民向け演説を行い、「寺院をさらに美しく再建する。5年以内に完了させたい」と表明。2024年のパリ五輪までに再建完了を目指す意向を示唆した。

だが専門家らは再建の完了までには多くの年月がかかると指摘。1000年前に建設された仏ストラスブール大聖堂(Cathedral of Strasbourg)の修復を手掛ける財団のエリク・フィシャー(Eric Fischer)代表は、ノートルダム寺院の再建には「数十年」が必要との見解を示した。



kaj*****
凄い寄付額。観光客目当ての名ばかりの世界遺産とは格の違う。国内外から本当に大切にされているのだなと実感しました。でも5年以内の修復はさすがに無理があるのでは。


gre***** 

880億も数名の個人と団体からの額、これからもっと集まるでしょう。
ただこれは教会側が管理出来る様にして欲しいね、間違ってもフランス政府が管理すべきではない。


eyzw

全く同じものを再建するのかな。そう思ってるのは周りだけで、教会は未来を見て、現代に即したものを再建するのかも。比べてはいけないだろうが、山口のザビエル記念聖堂は、焼け落ちた後、全然違う設計が公表され、市民も寄付した人も驚き、反対もあったけど、教会側は過去ではなく、現代、未来を見ていた。ノートルダム寺院は、全焼ではないし、さすがに鉄筋コンクリート造の未来型にはならないだろうけど。


aaa***** 

木造の文化財が多い日本としては、文化財の防火対策は対岸の火事では済まない。この、悲しむべき喪失から教訓を学びとろう。


oya***** 

5年以内の再建にこだわる必要はないと思うな。
1000年もつものを造るなら突貫工事はやめてほしい。
5輪を見に行く人は5輪を見ればいいんだし。
完成したものはまた次のフランス観光で見てもらうとして、造る過程を見せるのもいいと思う。
造る過程はその時その場にいた人だけの思い出になるはず。


rn7*****

寄付があっても、再現できるかと言う問題が大きいだろうなぁ。
かなりの時間がかかりそうだし、そのままと言う形にはいかないかもしれない。
それと、全焼では無いとは言え、5年以内に再建はさすがにちょっと無理な気がする。
サグラダ・ファミリアみたいに、フランスだけではなく各国の技術者や匠の力が必要な仕事になりそう。


okojo 

この施設が歴史的な遺産であるだけではなく,キリスト教信者にとって「現役の聖なる場所」であることを示すもの。仏国内だけでこれだから,多分海外からの寄付を含めれば10億ユーロを超えるのではないか。
これだけの資金が集まれば,短期間での再建も可能かも知れない。が,様々な歴史考証と再建に向けたプランニングを考えたら,5年で再建するのは無謀のように思える。10年かけても良いから「元通りの姿形」に復元して欲しい。


kon***** 

お金は問題なく集まりそうですね。
ただ寄付する人や企業含め、誰もが当時の工法で当時の姿を取り戻す事を願っているはずです。
ビルを建てるのとは訳が違います、5年以内の再建完了は不可能ではないでしょうか。
また急がないでほしいです。
日本でも再建された寺院を見て思うことは、数百年後の人々の拠り所になればいい、という事。ノートルダム大聖堂を取り戻すには、時間という素材も欠かせないと思います。


tom***** 

観光客に火災にあっても市民や国内外の人々に支持されている大聖堂を見てもらい、更なる寄付を呼び掛けてもいいのでは。慌てて5年以内に再建しなくてもじっくり忠実にできれば作り上げて欲しいです


nya*****

昨日の映像は衝撃的でした…
すごい額の募金が既に集まったのには驚愕!
修復の技術もマテリアルも相当進歩しているので、観光国フランス、頑張って修復を!
それよりテロやデモの対策をして、観光に行きたい、修復の途中経過を見に行きたい!と思わせてほしい。


roo***** 

普通に20年でも早いと思うけど
ただ建て直せばいいというものでは無いんだし


m89*****

菅官房長官が「日本にも要請があれば寄付をする」と言うようなコメントをしていたが、日本のスタンスとしてはそれでいいと思う。
<早々とマクロンが世界に再建寄付を求めたのには正直違和感を持った>
ヴィトングループやグッチなどの観光でガッポリ稼いでいる所がいち早く声を上げて多額の寄付を申し込んだらしいが、当たり前だろう。
修復技術など日本は得意分野なので、そこの所での人材協力も日本としては出来るのではなかろうか。
ノートルダム寺院の早急の再現を願う一方、熊本城の一刻も早い再建のほうが今の所私的には関心事項だ。


blo*****

十字架とマリアさまの像が無事であった事が奇跡的だし救いにもなるね。今こそ、パリ市民が一つになる時。再建に向けて寄付を募って頑張って欲しい。


ybb*****  

焼け落ちた翌日にこのような話ではなく、もう少し民意を反映すべき慎重に検討したほうが良いと思う。


mmc 

工法まで再現するかどうか、だろうね。
樹脂やカーボンをふんだんに使った現代のハイテク建材を多用して形だけ再建するなら5年でイケる。
ただ、建設当時の木造に拘ったりすればそもそもの木材を用意するだけで数十年かかる。
切りました、はい木材として使います。なんて事は無理なんだから。木の選定や伐採、乾燥や製材だけでも時間がいくらあっても足りん。


風来坊 

単に直せばよいわけではない
ずっと放置されてきたり、一気に炎上したりなどの課題を見直してから、着手すべき


bve***** 

あの荘厳で繊細な建物が5年で再建できるのか
塔が焼け落ちる場面は衝撃だった


pan***** 

世界遺産の中でも、ノートルダム大聖堂が貴重な建物で世界中の人から見ても大切な宝なのは分かるのだけど。 今回の火災で多くの人が亡くなったわけでもなく、住む場所を失ったわけでもない。 日本の震災では多くの人が亡くなり、住む場所を失った…。 日本の震災でも多くの国々から支援を頂いたが、ノートルダム大聖堂は高級ブランドから200億近くもの支援が即日発表された。
形あるものはいつか無くなる。
支援は、今一番苦しんでいる人々へ…
という思いにならないのかと、少しだけ 寂しい気持ちになりました。


kix**********

費用の面での心配はほぼ無くなったけど、損害も確定していないのに「5年以内に再建」と大風呂敷を広げるのは如何かと。重要なのは出来るだけ元通りに再建する事。そしてまた同じ事にならない様に出来る限りの防火対策を施す事。その為には10年単位の時間も惜しく無いと思います。


s04***** 

今回の火事で、外見は全て石作りかと思っていた欧州の古い遺産にも多くの木材が使用されていることを知りました。
再建される際には、日本の多くの重要文化財に採用しているような目立たない熱感知システムや消化設備を木材を使用するエリアに装備させて下さいね。
木材建築の多い日本からは、再建に向けて多くのアドバイスが出来るはず。


sss*****

もともとメインテナンスに十分な国家予算が取られず民間の寄付に頼っていたが、十分な資金が確保できていなかった。最初からこれだけ寄付が集まれば火災にもなってなかっただろうに。このような災難になって初めてものすごい資金が確保できたのは何という皮肉なんだろう、と思わざるを得ないです。あくまで、たらればの話ですが。


net*****

過去の遺物ではなく、現在も数多くの人に使われている教会なのですから、遺構はどこかに移築して新しいのを立てた方が良いのではないでしょうか。これだけの金額が集まったなら、再現不可能と言われていたバラ窓以上のステンドグラスもできるでしょう。


gqs***** 

世界遺産の建造物が非常に尊く、フランスの皆さまに愛されているからこその金額とは思うのですが・・・震災や貧困への寄付金と比べて、こんなにも瞬時にこんなにも大きな金額が集まることに驚きと違和感を感じてしまいました。再建に向けて力を合わせて行くことには大賛成なのですが。難しいですね。


ats***** 

被害の直後であり、専門家の調査もできてないだろう。世界のためには良いものの、トップの根拠のない「5年の再建」の一言で振り回される技術者のことも少しは考えた方がいい。


hi_*****  

不謹慎だとは思うがこの写真を見ていたら、焼け落ちても崇高であり神秘と気品を感じる。歴史と共に歩み、人の祈りに寄り添い…。ノートルダム寺院に気持ちがあるのなら、今回の事をどう思うのか聞いてみたい。


yev*****

傷ましい事故でしたが、これを機にこんな膨大な寄付金が集い、更に強化補正出来る、、。もうだいぶ古かったと思うし。タイミングって、凄いものだ。焦らず、しっかりと良い形で修復して下さい。


UncleUSA 

世界遺産でもあるし、ほとんど誰でも知っている大切な建物ですが、火災の原因はどうなっているのでしょうか? 原因と責任の所在をはっきりとさせてから、寄付や再建の話があるべきだと思うのですが。賠償責任がある人、組織はないのでしょうか? 再発を防ぐためにも、事情を明確にしてから、周りの助けを求めるべきではないか? また、可燃材以外での再建策は考えているのでしょうか? それこそ、何十年もかかる話ですから。


mqj*****

このところ、経済摩擦や国の利害がからむ問題が頻発し各国ともトランプを筆頭に自国ファーストの傾向が強くなってきた。政治や経済の問題は複雑怪奇ですべて丸く収まるなんてことはあり得ないんだろうけど、世界がちょっと危ない方向へ向かっていることへの警鐘のような気がします。いろんな宗教や考え方があるでしょうが、ほんとうにかけがえのない遺産です。寄付が多額になるのはいいとして、それにまつわる利権がはびこらないことを願います。五年程前に行って来ましたが元の姿を見ておけて良かったです。修復の完了した時にはもうこの世にいないだろうから。残念、そして悲しいことですが、世界の人たちが我にかえるきっかけになって欲しいと思います。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190417-00000001-jij_afp-int