台湾北東部・宜蘭県で昨年10月に起きた台湾鉄道(台鉄)の特急脱線事故で、台鉄は30日、日本車両製造(本社・名古屋市)が製造した車両のコンプレッサーなどに不具合があったとして、車両を納入した住友商事に損害賠償を請求するとの書簡を出した。具体的な金額は今後、住友商事側と協議するという。

行政院(内閣に相当)の「事故調査グループ」の調査によると、運転士はコンプレッサーの故障による動力不足を解消しようとして速度管制装置を切り、速度超過で脱線した。事故では18人が死亡した。



通りがかり 
確かに故障がきっかけかもしれないが、列車を止めずに速度管制装置を切ってそのまま運転を続け、速度超過に陥って脱線したのが事故の直接の原因だし、日本企業に賠償を求めるというのはちょっと違う様な気がする。


意見箱

コンプレッサーの故障の疑いがあるなら日本企業側も何かしらの対処は必要だと思う。
ただブレーキの故障など、機械の動作不良によって起きてしまった事故ならともかく、直接の原因は運転手の勝手な判断による速度管理装置を切ってしまったことによる速度超過であるから賠償は難しいんじゃないかな?
間違った操作方法をしてしまえばどんなに優秀な機械でも事故を起こす原因になり得るからね。
日本企業ができることといえば、日本企業が関わっているその他の車両の無料点検・事故によって損失した車両を低価格で新しい車両と交換する・不幸にもなくなってしまった人の遺族に1企業として気持ちばかりの香典を包んで送ることかな。
何にしてもお互いどちらかが泣き寝入りする展開ではなく、不幸にも起きてしまった事故には変わりないので、話の通じない相手ではないのですからお互いに歩み寄ってこの問題に対して話し合って解決、防止策を考えてほしい。


kou*****

撤退的に調査して事故原因を追求すべき。万が一、日本側に問題があれば賠償も仕方がないが、日本の技術者と国交省も踏まえてから対応が良いですね。一般の方を含め18名も亡くなっているので、当然ながら丁重に対応するのが良いでしょう。


jh8*****

不具合を知りながら運行続行する方が信じられない。
日本なら運転を止めなかった会社が非難される事案


son***** 

機械の故障は仕方ないだろ!
この列車に関しては契約上の範囲内で補償すればよい。
問題なのは運転士が故障を把握していたならそこで停めるべきだった。
速度管制装置を切ったのが原因であり、運転士の判断ミスである。


kf4*****

動力不足で管理制御機器を切った?
その時点で運行すべき状況では無い状態のはず。
車両交換や運休などの対応が出来たはず。
そういう安全の為の装置を切って走ってて速度超過したのはシステムではなく乗務員の確認ミス
なのに機器の不具合だけ棚に上げて賠償するというのはいかがなものか。


qaa******** 

Fail safe (故障したときに安全な側に動作させる)の観点からすると、主要因は自己判断で安全装置を切って運転を続けた運転手だと思う。そこを追求することなく、単に機械の故障のせいにしてしまうと、同じような自己は再び起こる。日本の鉄道で事故が少ないのは、この点がしっかりしているからだと思います。賠償でお金を払うだけではなく、台湾にもそれを教えてあげるべきと思います。


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>運転士はコンプレッサーの故障による動力不足を解消しようとして速度管制装置を切り、速度超過で脱線した。

頭大丈夫?

もしその運転手の言い分が事実なら、「コンプレッサーの故障による動力不足」を感じた時点で、速度管制装置を切ってまで勝手に運転し続けるのではなく、停止させて修理にまわすべき判断をすべきですよね。
それを速度管制装置を切って勝手に運転し続けた上に、速度超過を起こして脱線させる、と。全て運転手自身の判断ミスと腕の問題ではないですか。


てにゃわん

契約不履行での請求ならぎりぎりわかるが事故での損害請求とは原因と理由が全く違うので意味をなさないと思うのですが?
しかも運航開始は2013年、その間にメンテナンスしてるので不具合をそのままにしていた運用側の問題です。
納品から数か月とかでの事故であればまだ主張できるがそもそも運転士の操作ミスが原因であり車両不具合で事故が起きたわけではないのでこれも主張ができない。
小さな故障が原因かもしれないが根本理由から目を背け責任を押し付けようとしているようにしか見えないのは残念である。


kbt***** 

同じ事故を繰り返さないため原因の究明が大切だと思います。システムなのか人為的なものかそれをはっきりさせることが再発防止につながります。しっかりやってほしいです。


hum***** 

そもそも力がでないから保安装置を切るという思考を理解できない。
故障するのは当たり前。コンプレッサーで死傷者はでましたか?
台湾って技術力もある国だと思っていましたが、残念ですね。


car*****

定期的整備して異常があったら部品交換したらいい、台湾は米国からジェット戦闘機購入して自国で整備するだろ、整備怠って起きた事故で部品製造メーカーが悪いとは言えない、本心で言ってるのか?


懐かしき五百円札 

これはさすがに違うだろ!と思う。コンプレッサーで致命的な事故になるはずがないのは、自動車運転している人だって解り切ってること。問題はそこじゃなく、ATCを運転手が切った事が事故の元凶。正直、運転中にATC切るなんて信じられないよ。なんのためにATCがあるの?という話。
これは、車両の問題というより、運行規律がずさんすぎた台湾鉄道の問題が一番のネックにあると思う。
これじゃまるで当てつけだ。
自分で賄いきれない賠償額を日本に丸投げするようなら、今後台湾には鉄道を輸出しない方がいい。
これがもし韓国だったら袋叩きにされている事案。


you***** 

コンプレッサーの故障による事故ではないよね?
『運転士』が動力不足を解消しようとして『速度管制装置を切り、速度超過』で脱線事故が起こってるんだよね。
運転士の判断なのか、会社のどこかの指示なのかは、この記事には書かれていないけど、賠償請求先はそちらではないのかな?
故障したなら、安全優先で行動するのが公共交通の義務だと思うけど、日本企業がコンプレッサー故障が発生した時は、速度管制装置を切って下さいと案内してるのかな?
してないでしょ、恐らくはね。
これは責任転嫁し過ぎでしょう。


mab***** 

コンプレッサーに異常を感じていたなら、何故止めなかったのか。普通なら安全のために止める。故障したから、ダマしながらスピード上げるとかそれは運用に問題がある。車両故障なんて日本でもよくある事だよ。


y*****

車両メーカーは車両品質や性能に対して責任があると思うが、運行管理や運転操縦に対しての責任は運営会社にあると思う。今回は両者に責任があると思うが、その割合は断然運営会社の方が大きいように思う。自動運転が前提の線区でなく、人間のオペレーションが安全を担保している線区なので。


ja1***** 

コンプレッサーの故障は日常の整備点検で解消すべき範囲で事故責任というのは無理がある。
ATP(日本でいうATCのようなもの)を切って速度超過したが、それを中央管制システムに通報する部分が日本車両の配線ミスで通信されなかった。その部分が機能したとして事故を防げたかは疑問だが、完全に無罪ではないのも確か。だから台湾もコンプレッサーの故障などと無理筋を言っているのだと思う。
いずれにしても多少の損害賠償の支払いは致し方ないだろうが、今の請求額よりははるかに低額となるはず。


mnw***** 

台湾が韓国と違い法が機能することを願う。中国との違いも見せてほしい。今後の安全性のため機械の故障がなぜ起きたのかは究明すべき。ただしこの事故は人為的な事故であり鉄道会社の逃げ口上に使われている。外務省もしっかり対応してほしい。


la_***** 

通常保守、点検義務は使用者にあると思います。
機械であれば必ず故障は発生するのでメンテナンスをしながら使用するのが当然で、全ての責任を製造側に求めるは違うと思う。
あきらかに欠陥がありリコールなら話は違うと思うけど。


masda88max 

賛否両論があるかもしれないが、台湾側にも運航の落ち度を認め厳しく対応してほしいね。
勿論日本企業側の落ち度は認め誠意ある対応を願いたい。
台湾と日本の発展の為遺恨が残ってはいけない。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190430-00000569-san-cn